声がれ

多摩ニュータウン情報誌「ぱんどら」1999年7-8月号掲載


 声がれは嗄声(させい)とも言い、声を発生する声帯の病気です。

 声帯は のどぼとけ の内側に、帯状に左右二つあります。発声時には寄り添って閉じ、肺から吐く息により振るえて音を出します。障害によって、この声帯がきれいに振るえないと声がれがおきます。

 具体的には、炎症のために声帯の腫れる急性喉頭炎や、やわらかい できもの のできる声帯ポリープ、悪性腫瘍の喉頭癌などがあります。

 治療は、急性喉頭炎では喉頭処置とネブライザー(薬物吸入)や薬物療法を、声帯ポリープではその種類や大きさによって急性喉頭炎のような保存的治療や手術療法を、喉頭癌ではその進行度に応じた適切な治療を行います。喉頭癌は、耳、鼻、のどの癌のうち最も頻度の高いものです。

 声がれはとても身近で、いろいろな病気があります。症状が改善しないようでしたら早めに耳鼻科専門医の診察を受けましょう。


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